仕事

会社の人間関係に疲れたら「2:6:2」の法則を思い出そう

こんにちは、Shiroです。

会社に限らず、人間関係に悩んでいる人は多数いると思います。

今回は、人間関係に悩んでいる方に向けて「2:6:2の法則」を参考にして欲しいと思い、紹介したいと思います。

結論

●「2:6:2」の法則で、自分と合わない人はでてくる

 ⇒あなたがどのような行動をとっても変わらないものは変わらない。

 ⇒だから、無理に人間関係を良くしようとはしない。

 ⇒自然体でいることが大事。

●職場の雰囲気は1人が入るだけで大きく変わる

 ⇒人間関係は不安定であると認識すべき。

 ⇒人間関係は不安定なので退職理由にはしない方が良い。

 ⇒とはいえ、本当に辛いのであれば無理をする必要はない。

●転職した方が良い場合

 ⇒中小企業で働いていて、社長と合わない場合には転職するのがお勧め。

 ⇒合わない相手と生涯に渡り仕事をするのは無理。

2:6:2の法則とは

「2:6:2の法則」はパレートの法則から派生したものだと言われています。

組織のように集団ができると、優秀な社員が2割、平均的な社員が6割、下位の社員が2割に分かれるという考え方です。

働きアリの集団にも見られると言われているため、「働きアリの法則」とも言われます。

この働きアリの法則は人間関係でも当てはまります。

人間関係では、どのような行動をとっても自分のことを好きでいてくれる人が2割、好きでも嫌いでもない人が6割、何をしても嫌いになる人が2割いるとされ、やはり「2:6:2の法則」に当てはまるのです。

ただし、心理学上では、「自分が嫌われたくない」という気持ちから八方美人を演じるとこの自然の摂理から外れ、嫌われる割合が増えると言われます。

ですから、そのままの自分をさらけ出した場合に「2:6:2の法則」に当てはまると言うことになります。

会社の人間関係について考えよう

あなたは、会社の人間関係に疲れて、会社を退職したいと考えているかもしれません。

しかし、基本的には、人間関係で退職することを私はお勧めしません。

それは、職場の雰囲気は1人入るだけで大きく変わるからです。

人間関係はそれだけ不安定なものであると認識すべきなのです。

仮に人間関係に疲れて転職したとしても、残念ながら次の転職先でも同様の悩みを抱えてしまうものだと思います。

だからと言って、人間関係が疲れるので、自分の価値観に相手を合わせようとしても、相手を変えることができません。

カナダの精神科医の「エリック・バーン」が「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という名言を残しています。

結局、変えられるのは自分の考え方、捉え方だけだと言うことですね。

どうしても人間関係が辛い場合には?

それでも、職場の人間関係が悪く辛いと思うのであれば、退職しても良いと思います。

自分にはこの場所しかないと考えるのは危険です。

自分には選択肢があるのだということを知っておくべきでしょう。

仕事をすること・お金を稼ぐことは生活の一部でしかありません。

決して、仕事をするためだけに生きているわけではないのです。

極端に言えば、生活保護を貰いながら生きていくことも選択肢の一つなのです。

自分には選択肢があって、選べる立場なんだ!!

と考えれば少し気が楽になりませんか?

私は、簡単に仕事を辞めるべきだとも思いませんし、無理をしてまで仕事をするべきだとも考えていません。

さまざまな選択肢がある中で、最も良い選択肢を自分で見つけ出すことが、人生だと思います。

人生を楽しむ秘訣は気楽でいることですよ。

人間関係で転職を考える条件は何か?

基本的には、人間関係に悩んでも退職しない方が良いということを述べましたが、逆に速やかに退職した方が良い場合もあります。

それは、あなたが中小企業で働いていて、その会社の社長と合わない場合です。

大企業であれば、人事異動の回数も多いですし、上層部と生涯に渡り仕事をしていくというようなことはありませんので、数年間我慢しようと考えれば良いでしょう。

しかし、中小企業の場合は家族経営をしていることも多く、生涯に渡り仕事をしていかなければならないのです。

これも「2:6:2の法則」から考えれば、何をしても社長から嫌われたままなので、出世をすることもありません。

同僚であれば、相手にしなければ自然と距離を離すことができますが、社長の場合だとそうもいかないのです。

どんなに自分の考え方や捉え方を変えたとしても、社長からの嫌がらせから防ぐ手立てはありません。

ですから、このようなケースでは、おとなしく転職することをお勧めします。

まとめ

人間関係に疲れたあなたへ向けて一言贈ります。

あなたがどのような行動をとっても、変わらないものは変わりません。

ですから、自然体でいることが大事です。

それが一番疲れない方法ですよ。

職場では、嫌いな人は何をやっても嫌いですし、逆に嫌っている人はやっぱりあなたのことを嫌いなのです。

そこを改善しようとしたり、職場の雰囲気を良くしようと思うから疲れるのです。

ですから、そんな人もいるよねと考え近づくのを止めましょう。

どうしても職場の人間関係が悪く辛いのであれば、辞めてしまうことも選択肢の一つです。

自分には選ぶ権利があると思えば、少しは気が楽になりませんか?

人生を楽しむ秘訣は気楽でいることです。

もっと気楽にいきましょう!!