仕事

【経験談】大企業で働いていた私が仕事で納得がいかなかったこと

こんにちは、shiroです。

今回は、仕事をして納得がいかなかったことについてお話します。

会社の制度によるもの

大企業によくある会社の制度に関することで、納得いかなかったこと5選です。

①年功序列

大企業では、いまだに年功序列型賃金制度を採用している会社があり、私が働いている会社もそうでした。

私は年功序列制度に対しては、それはそれで良いと思っているのですが、公務員ではありませんので、組織として一定の成果が求められておりました。

結果、仕事のできる社員には、割りに合わない業務分担となるのです。

そのため、不平不満が多い職場であったように感じています。 

②学歴主義

大企業は、学歴主義であることが多いと思います。

私の会社では大卒、院卒に対してキャリアを積ませるわけでなく、高卒と同じ仕事をしながら、評価だけ学歴によって決まりました。

私は別に学歴主義でも良いと考えているのですが、公務員のようにキャリアを積ませた方が良いのではないだろうかとも思っていました。

というのも、高卒からすれば、大卒だからというだけで出世するというのが面白くないという意見の方がいたからです。

また、大卒・院卒もキャリアを積めず出世してしまうので、苦労しているように見えました。

双方とも制度に対して良く思っていなかったようです。

この件については、学歴主義の問題というより、教育制度の問題であったのかもしれません。

③終身雇用制度

昨今は、大企業でも終身雇用制度を廃止してきている会社も多いと思いますが、私が働いていた会社は、どんなに仕事ができなくてもリストラはありませんでした。

終身雇用制度は、仕事ができなくても雇用が継続されるため、悪い制度ではないのですが、悪用する人もいます。

会社として仕事を与えているのにも係わらず、自ら窓際族になろうとし、仕事をしないで高い給料を貰っていた者もおりました。

私が働いていた会社は、問題を起こしたくないと考える上長が多いため、窓際族の方々に注意をしません。

むしろ、部署に窓際族がいることを隠したりします。

そうしないと、上司がマネジメント責任に問われるからです。

④業務細分化

私が働いていた会社は、大企業らしく業務細分化がされていました。

私は業務細分化自体を問題だとは感じませんでしたが、社員が基本的に縦割りの考え方になってしまうこともあり、部門外の調整がうまくいかないことが多々ありました。

お互いに、自分たちの部署は関係ないという考え方が強く、会社として良くしていこうという考え方は持っていません。

部門外への人事異動が多ければ別なのですが、部門内異動が多かったため、別部門の気持ちが分からないようでした。

全ての部門の仕事を知っているという人がいないため、会社間での調整がうまくいっていなかったのではないかと思っています。

また、縦割りの問題かは微妙ですが、責任が取れないからと判断しなかったり、別部門が悪いなどの他責思考の人も多かったように思えます。

⑤社内のルールが多すぎる

大企業は、統制を取るための社内ルールが沢山あります。

社内ルールを守ることは重要なことではあるのですが、あまりに多すぎるため、全て守っていると仕事にならないことが多かったように思えます。

会社の雰囲気の悪さによるもの

会社の雰囲気の悪さで納得がいかなかった3選です。

①発言をさせない

私の働いていた会社では、会議が沢山ありました。

ある程度、役職が付くとその会議体で発言することが許されるのですが、若い者には発言をさせないような雰囲気があります。

その会議自体は実施することに意味があるのであって、何かを決めるためのものではないということのが実態でした。

そのため、若い人は会議に参加している意味があまりなく、時間だけが取られてしまうような状況になっていました。

②失敗を隠す

仕事で失敗した時に、周りに分からないようにすることがありました。

失敗したらまず上司に報告するのですが、どこまで説明するか部門内で相談して決めるということをやっていました。

これは、会社のルール上、失敗した時の報告等が異常なほど多く、部門内の仕事が全て止まってしまうためです。

正直、もう少し簡略化したら良いと思っていたのですが、ルールを変えるのはとても大変なことなので、そのままになっていました。

③上司達がうざい

年功序列のため、上司がとてもうざいと感じました。

先輩は神様みたいな雰囲気で、上司や先輩の言うことは絶対です。

そのため、先輩方から必要以上に横柄な態度を取られたりします。

近年は、若手社員が増えてきたこともあり、その雰囲気は和らいでいますが、それでも残っていることは変わりありません。