書評

【女性の社会進出】職場の女子の扱い方に困っているあなたへ

こんにちは、shiroです。

あなたは

・職場で女性に関わることが苦手

・職場の女性の扱い方に困る

そんな悩みを抱えていませんか?

私も大企業で働いていたときに、特定の女性の扱い方が分からず困ってしまった経験があります。

今回は、作家・有川真由美氏の「職場の女子のトリセツ」を購入し読んでみましたので、ご紹介したいと思います。

【結論】本書籍を読むべき人

本書は、女性に対し1対1での扱い方について学べる1冊です。

ずばりお勧めの人は、

①女性社員の扱い方に困っている当人

②女性社員とうまくいっていない部下に対しアドバイスする立場の人

③モテたい人

です。

逆に購入をお勧めしない人は、

・女性の性格を変えたいと思っている人

・職場の雰囲気を変えたいと思っている人

ですね。

本書は、癖のある女性社員をどう扱うのかについて記載しているのであり、女性社員の性格を変えることができるものではありません。

また、1対1での扱い方なので、当人同士はうまくいっても女性と周りの男性社員の間の空気は変わらないでしょう。

勿論、本書の内容を基に一人ずつにアドバイスすることはできますが、限界もありますし、癖のある女性社員との接触を避ける男性社員が一定数いると思います。

ですから、自分が困っているもしくは部下などにアドバイスをしなければならない立場である場合に、読むとよい書籍だと思います。

職場の女子のトリセツ [ 有川 真由美 ]

書籍の紹介

本書は、『職場の女子のトリセツ』と題して、職場の女性とどうすればうまくいくのかという男性の疑問に答える一冊です。

著者が女性であり、女性目線で考えて書かれた男性向けの本になります。

本書は、第1章~第5章に分けられており、女性の考え方と男性がどのように行動すべきなのかを記載しています。

第1章:知っておきたい女性の7つの考え方・行動

第2章:こんな男の言葉と行動が女性に嫌われている

第3章:こんな面倒な女がご機嫌になる対処法

第4章:モテる男が言うこんなひと言

第5章:女性をご機嫌にするこんな行動

すごくざっくり言うと、愛情表現と共感することの重要性について記載されておりました。

所感

本書籍を読んだ感想です。

主語に対して

まず、主語が職場の女子ということで記載されていますが、主語が大きすぎますね。

日本人は統計的に真面目であると言われますが、全員が真面目な訳ではないのと同様に、女性の全員が当てはまる訳ではありません。

本書で記載されている女子の性格は日本特有であると思いますので、主語は「職場では扱いにくい性格の日本女性」をどう扱うかだと思います。

ちなみに、本書は職場での女子の扱い方よりも、この行動ができればモテる男性になれると言った方が正しいのではないかと思いました。

女性を知ると言った意味では、読んでおいて損のない書籍ですね。

本書で記す女性の性格について

本書で示す女性の性格そのままの人が職場にいれば、対応がめんどくさいのは間違いありません。

実際、職場にはおよそ仕事するのに向いていない強烈な性格を持つ女性が一定数いると思います。

それは、日本は文化的に女性が外で働くことをさせてこなかった背景もあり、ビジネスが男性社会そのものとして成り立ってきたことにも原因があるのでしょう。

ですから、女性の性質と日本社会の性質がまったく異なっていることは仕方ないことだと思います。

ですが、今の日本社会は女性の活躍なしに発展できなくなってきています。

男性が女性を理解しなければならないと同時に女性も日本社会でどのように働かなければならないのかを考えるべきなのだと感じました。

まとめ

本書は、

①女性社員の扱い方に困っている当人

②女性社員とうまくいっていない部下に対しアドバイスする立場の人

③モテたい人

にお勧めの書籍です。

今後、日本ではさらに高齢化の進行と人口の減少が起こるため、女性の活躍なしに日本の発展ができなくなってきます。

さらに女性の社会進出が進むことを考えれば男性の職場にも女性が入ってくるでしょう。

その時には、一緒に仕事をしていかなければなりませんので、本書籍を読んで、女性についての理解を深めると良いのではないでしょうか?

職場の女子のトリセツ [ 有川 真由美 ]