こんにちは、shiroです。
あなたは、
・初対面で何を話ししたらいいのかわからない
・すぐに話が途切れて会話が続かない
・人とコミュニケーションを取るのが苦手
など、悩みを抱えていませんか?
もっと会話が上手になりたいと考える人は多いと思います。
今回は、著者・松永茂久氏の「人は話し方が9割」を購入し読んでみましたので、ご紹介したいと思います。
【結論】本書籍を読むべき人
本書は、人との話し方を学べる1冊です。
ずばりお勧めの人は、
・会話することが不得意な人
・何を話していいのかわからない人
です。
また、付け加えるのであれば、どちらかと言えば男性向けの書籍であると思います。
本書は、実際にコミュニケーションが取れる人は読む必要がありません。
また、基本的に本書で示すコミュニケーションは、ほとんどの女性ができている内容だと思います。
そのため、女性が読むと目新しいことはなかったとがっかりするかもしれません。
本書は、内容が濃いとは言えませんが、コミュニケーションが不得意な方は読んでみると良いのではないでしょうか?
書籍の紹介
本書は、『人は話し方が9割』と題して、人とのコミュニケーションの取り方を学ぶことができる1冊です。
本書は、第1章から第4章に分けられています。
第1章:人生は「話し方」で9割決まる
第2章:「また会いたい」と思われる人の話し方
第3章:人に嫌われない話し方
第4章:人を動かす人の話し方
ざっくり言うと、本書では、
①話すスキルよりもメンタルの問題であること。
②相手の話を否定せず共感すること。
③相手の話をよく聞くこと。
④相手に好かれるより嫌われないようにすること。
⑤相手に敬意を示すこと
が記載されています。
この内容を見てわかるとおり、特別なことは何も言っていません。誰もができることだと思います。
ですから、再現性が高いコミュニケーションの取り方なのではないでしょうか?
所感
本書籍を読んだ感想です。
コミュニケーションが苦手だという人は案外嫌われない
コミュニケーションが苦手だという人は多くいると思います。
ですが、案外コミュニケーションが苦手だと言う人ほど嫌われないものだと思います。
それは、苦手意識を持つ人ほど考えて話す傾向があるため、人に嫌われないのです。
さらに言えば、話すのが苦手な人は聞き上手な人が多いと思います。
本書の内容にある「相手の話を聞き、笑顔で共感する」ことだけで人は好かれるものです。
会話中の表情が変わるだけでも好感度が全然変わってくると思います。
ですから、コミュニケーションが苦手という人は「メンタル」の問題が大きいのではないでしょうか?
本書の内容が薄い?
本書は分かりやすく、スラスラと読めます。
反面、内容が薄いというふうに感じる方もいると思います。
ただ、コミュニケーションは全員が取るもので、特別な能力が必要なものではありません。
ですから、誰でもできることを当たり前にすることがコミュニケーションを取ることなのだと思います。
・この内容ぐらい知っている
・特別凄いとは感じなかった
・これは常識でないのか?
と言う人は元々コミュニケーションが取れているのではないでしょうか?
本当にコミュニケーション取れない人は、相手との距離感が把握できなかったりしますので、本書を読むだけでも全然変わってくると思います。
本書は著者の体験から導き出したもの
少し残念だなと思ったのは、著者の体験を書籍にしたことだと思います。
著者の体験、経験から断定した書き方をしてしまっているため、必ずしも当てはまる訳ではないと思いました。
世の中には、様々な考え方の人がいます。
例えば、相手を傷つけないよう正論はストレートではなく、変化球で伝えると記載されておりました。
しかし、「何言っているか分からないからはっきり言って」という人も結構いたりします。
また、本書で言う「愛情を持って話すこと、相手を尊重して話すこと」は大切でしょう。
しかし、感情に流されないドライな人もいます。
結局は、相手と状況を見て話し方を変えていかなければならないので、経験値を蓄えることがコミュニケーションが上手になる唯一の方法だと思っています。
知識と経験の両方が合わさって、結果が出るのではないでしょうか?
まとめ
本書は、
・会話することが不得意な人
・何を話していいのかわからない人
にお勧めの書籍です。
難しいことはなく、誰でもできる内容ですからコミュニケーションが不得意な方は、読んで実践してみたらいかがでしょうか?